2014年11月25日火曜日

溜色の器





こんにちは 北市漆器店スタッフ Hiroko KITAICHI です。

漆器の 代表的な色の一つに 溜色(ためいろ)があります。

よく お客様に どんな色ですか?と聞かれ・・・

単純に云えば 赤茶色ですが、透明感のある深い飴色 です。

と お答えすると 分かりやすい様です。

一口に 漆器の溜色 と言いましても 素材の違い・塗料の違い(漆であるか・ウレタンであるか?)

だけではなく 産地や 職人さん 塗ったその日の気候によっても違います。

漆の場合 塗った直後は黒っぽく  あまりよく分からないのですが・・・

時間の経過とともに 透明感が出て 深い飴色になっていきます・・・


古くは 貴族だけが使うことの許された色・・・

御料車は 皇室の色である 溜色に塗装されているとか? (私は見たことがないのですが・・・)



やはり 高貴な色 という イメージがあります


よけいな 加飾をしなくても 上品な 溜渕金の 商品は 長く愛される人気定番です。

 
アメーバーブログ エルさんの http://ameblo.jp/tatuyuta/しあわせな器たち
老舗漆器屋の女将が漆器の新しい使い方・楽しみ方・可能性のご提案をさせていただいています。四季折々の地域での交流を織り交ぜながら・・・


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