11月24日は和食の日。
今朝の新聞での 味の素さんの この広告『和食は、和色で、出来ている。』( 第67回 広告電通賞)に 目を奪われました ♪♪♪
何年か前に 色彩検定の勉強をしたときに 慣用色名で 和色の表記をみながら
ああ 本当に日本人でよかった ・・・ と感動したことを思い出しました・・・。
では、漆の色とは どんな色を想像されるでしょうか?
塗料としての漆自身の色は 濃い赤茶から 茶褐色をした飴色透明の液体です。
この赤褐色をした漆膜の透明度は 時間の経過とともに その着色度は低くなり
黄褐色に変化するとともに 明度(透明感)があがっていきます。
色漆であれば 鮮やかな色彩に発色していきます。
工業製品なら 使っている内に色が変わるとなれば クレーム対象ですが
漆器の場合 これが魅力の一つでもあります ♪♪♪
一方 合成塗料は 無色透明です。
着色顔料の色が そのままエナメル塗膜の色彩となります。
時間の経過とともに 極端な変色もありません。(長時間の直射日光や 電灯の下での変色はあります)
そこで 色々な漆器が生まれ 新しい可能性へと広がります。
どちらも 和食の深み・広がりを 引き立てるのではないでしょうか?
老舗漆器屋の女将が漆器の新しい使い方・楽しみ方・可能性のご提案をさせていただいています。四季折々の地域での交流を織り交ぜながら・・・
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